Macでバックアップ用に使っていたハードディスクをWindowsで再利用しようと思ったのですが、 「EFIシステムパーティション」は、Windowsの[コンピュータ管理]-[ディスクの管理]からでは削除できないようです。

ので、diskpartというコマンドを使って削除しました。
その手順の覚え書きです。
ハードディスクはWindowsマシンに繋ぎ、Windows上で作業します。

1.コマンドプロンプトを機動
 [スタートメニュー]の[プログラムとファイル検索]に「cmd」と打ち込むか、
 [スタートメニュー]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンド プロンプト]で機動します。

2.diskpartを実行

 C:¥Users¥xxxx> diskpart

 プロンプトで、diskpartコマンドを入力すると、コマンドプロンプトに似た新しいウィンドウが開きます。 以下は、このウィンドウでの作業です。

3.ディスクの状態を確認
 list disk を実行すると、ディスクの状態が表示されます。

 DISKPART> list disk

   ディスク      状態           サイズ   空き   ダイナ GPT
   ###                                          ミック
   ————  ————-  ——-  ——-  —  —
   ディスク 0    オンライン           465 GB      0 B
   ディスク 1    オンライン           931 GB      0 B
 * ディスク 2    オンライン           232 GB      0 B        *

4.ディスクの選択
 select disk n を実行すると、作業したいディスクが選択されます。
 nは、list diskで表示されたディクスの番号です。

 DISKPART> select disk 2
 
 ディスク 2 が選択されました。

5.パーティション状態の表示
 list partition を実行すると、4.で選択したディスクのパーティション状態が表示されます。

 DISKPART> list partition
 
   Partition ###  Type                Size     Offset
   ————-  ——————  ——-  ——-
   Partition 1    システム          200 GB  20 KB

6.パーティションの選択
 select partition n を実行すると、作業したいパーティションが選択されます。
 nは、list partitionで表示されたパーティション番号です。

 DISKPART> select partition 1
 
 パーティション 1 が選択されました。

7.パーティション削除
 delete partition を実行すると、6.で選択されたパーティションが削除されます。

 DISKPART> delete partition

 と、順調に削除されるはずでしたが、こんなメッセージが表示されました。
 ——————————————————
 仮想ディスク サービス エラー:
 force protected パラメーターを設定しないと、保護されたパーティションは削除できません。
 ——————————————————

 delete partitonのヘルプを見てみました。

 DISKPART> help delete partition

     フォーカスされているパーティションを削除します。

 構文:  DELETE PARTITION [NOERR] [OVERRIDE]

     NOERR       スクリプト専用です。エラーが発生しても、DiskPart は
                 エラーが発生しなかったかのようにコマンドの処理を続けます。
                 NOERR パラメーターがない場合は、DiskPart はエラー コードを
                 生成して終了します。

     OVERRIDE    DiskPart で、種類に関係なく任意のパーティションを削除
                 できます。通常、DiskPart では、既知のデータ パーティション
                 の削除のみを許可します。

     システム パーティション、ブート パーティション、あるいはアクティブな
     ページング ファイルまたはクラッシュ ダンプ (メモリ ダンプ) ファイルを含む
     パーティションは、削除できません。

     この操作を完了するには、パーティションを選択する必要があります。

     パーティションは、ダイナミック ディスクから削除することも、ダイナミック
     ディスク上に作成することもできません。

 例:
 
     DELETE PARTITION

 あまりよくわかりませんね・・・ (^^;
 とりあえずOVERRIDEオプションをためしてみました。

 DISKPART> delete partition override

 DiskPart は選択されたパーティションを正常に削除しました。

 なんとか無事削除できたみたいです。(^^;

8.diskpartの終了

 exit コマンドで、終了します。

 DISKPART> exit