Raspberry Piのケースを探していると、「3分の1サイズの初代Macintoshをラズベリーパイで再現した「Mini Mac」」という記事を見つけました。
http://gigazine.net/news/20130909-one-third-scale-mac-by-raspberry-pi/

塩ビ板を使っているとのことで、調べてみると、「難燃性、電気絶縁性に優れている素材の板」だそうで、ケースを作るには最適の素材のようです。さらに「カッター・ヤスリで加工でき、近所のホームセンターで手に入る」となると、もう作るしかないでしょう(^^;

3分の1だと中身のレイアウトがけっこうきつそうですが、2分の1なら出来そうな気がします。

まずは、Machintosh 128Kのサイズがわからないかと探したところ、すばらしいページがありました。
https://www.ifixit.com/Wiki/Macintosh_128K_Dimensions

材料と寸法があれば、あとは実際の機器の寸法を測って、試行錯誤しながら作って行けば良いので(^^;
サイズの合いそうなモニタを探しました。
Machintosh 128Kのモニタは9インチなので、「4.5インチ+ディスプレイ+Raspberry Pi」で探したところ、4インチのモニタが見つかりました。
きっちり2分の1でなくても良いので、このモニタにあわせてバランスをとっていこうと思います。

さっそく注文して届いたのがこちら。
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表裏
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液晶とペン以外は何も入っていませんが、ホームページからドライバの入ったOSイメージがダウンロードできるようです。
https://www.dropbox.com/s/3hk0xtw35qhhcpe/lcd4.7z?dl=0

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[ダウンロード]をクリックすると、
00000001
ダイアログが出来てきますが、とりあえず一番下の「今はやめておく。ダウンロードを続行→」をクリックします。

保存先を聞いてきますので、
00000002
適当な場所に保存します。(ダウンロードに1時間ほどかかりました(T0T))

ダウンロードしたファイル「lcd4.7z」を解凍すると以下のファイルになりました。

フォルダ ファイル 説明
Document CN 4inch RPi LCD使用手册.doc 中国語 ユーザーガイド
树莓派_库函数安装教程.pdf 中国語 Cライブラリインストール
树莓派_装机教程.pdf 中国語 SDカードへのイメージ書き込み
EN 4inch RPi LCD User Guide.doc 英語 ユーザーガイド
C Libraries Installation.pdf 英語 Cライブラリインストール
Writing the Img to the SD card.pdf 英語 SDカードへのイメージ書き込み
IMAGE   LCD4-160406.img イメージファイル
Schematic   4inch RPI LCD (A).pdf 回路図
software Panasonic_SDFormatter DLL32nt.dll
SDFormatter.exe
SDFormatterCHS.dll
SDカード専用フォーマットソフト
Win32DiskImager Changelog.txt
GPL-2
LGPL-2.1
libgcc_s_dw2-1.dll
libstdc++-6.dll
mingwm10.dll
QtCore4.dll
QtGui4.dll
README.txt
Win32DiskImager.exe
イメージファイル書き出しソフト

ソフトも付いてますので、これを使って起動用SDカードを作ります。
作業はPCで行います。

  1. SDカードフォーマット
    SDカードをPCにセット。
    00000003
    私の環境ではDドライブ。自動再生のダイアログは閉じておきます。

    先ほど解凍したフォルダの[software]-[Panasonic_SDFormatter]にある「SDFormatter.exe」を起動。
    次のプログラムにこのコンピュータへの変更を許可しますか?」のダイアログが出たら「はい」を選択。

    a001
    DriveがSDカードをセットしたドライブかを確認してから、[Format]ボタンをクリックします。

    a002
    クイックフォーマットを続けますか?と聞いてくるので[OK]をクリック。

    a003
    さらにフォーマットしても良いですか?と聞いてくるので[OK]をクリック。
           
    フォーマットが開始されます。
    進行中のダイアログが表示されますが、一瞬で終わったのでキャプチャしそこねました(^^;

    a004
    これで完了です。[OK],[Exit]でアプリを終了します。
           

  2. OSイメージ書き込み
    [software]-[Win32DiskImager]フォルダにある「Win32DiskImager.exe」を起動。
    次のプログラムにこのコンピュータへの変更を許可しますか?」のダイアログが出たら「はい」を選択。

    b001
    [フォルダアイコン]をクリックして、

    b002
    [IMAGES]フォルダにある「LCD4-160406.img」を選択します。

    b003
    Imge Fileのテキストボックスに今選択したファイル「LCD4-160506.img」が表示されているのを確認します。
    右端のDeviceがSDカードのドライブ(私の環境ではD:¥)になっているか確認。
    確認したら[Write]をクリックします。

    b005
    継続して良いか聞いてきますので[Yes]をクリックします。

    b006
    書き込みが開始されます。しばらくかかりますので、終わるのを待ちます。

    b007
    「書き込み成功」と出ましたので[OK]でダイアログを閉じ[Exit]で終了します。

    SDカードを取り出します。
    c001

    c002

以上で起動用SDカードの作成は完了しました。

やっとRspberry Piの登場です(^^)v
本体 Raspberry 3 Model B です。
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キーボード・マウス そこらへんにあったやつです。
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電源は、Anker PowerPort 4です。
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USB機器への給電も考えて4ポートにしました。
1ポート最大2.4A、合計最大8A、4ポートから合計40Wの出力が可能です。

ケースが有るとモニタが繋げないので、底だけ残して繋ぎました。
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端子は1~26を使います。
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SDカードを挿入し、キーボード・マウスをつなぎました。
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電源を差し込めば起動し、モニタがつかえるはず・・。

電源を投入すると、
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モニタが点灯

しばらくすると、文字が・・・
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思ってたのと上下が逆でした(^^;

無事起動!
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上下を戻したところです。
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何の設定もなく画面が表示されました。めでたし、めでたし(^^)v

この後、OSの初期設定やモニタの設定等が必要ですが、今日はこのへんにしておきます。
予定しているOSの初期設定は、
・SDカードの利用領域の変更
・パスワード変更
・ロケール、タイムゾーン、キーボード配列の変更
・ネットワーク環境の確認と設定
などなどです。
モニタは、マニュアルにLCDとHDMI出力の切り替えコマンドが載っていましたので、HDMIにもモニタを繋いで試してみたいと思います。
あと、キャリブレーションのことも載ってましたので、ペンタッチの動作も確認しようと思います。

ので、今日はシャットダウン
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メニューから選択

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[OK]

画面が一度消え
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モニタが点灯状態に
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これでシャットダウンしたようです。電源をひっこぬいて終わりです。

Raspberry Piのケース作成(1-Raspberry Piに4インチLCD取り付け)
Raspberry Piのケース作成(2-Raspberry Piに4インチLCD取り付け)
Raspberry Piのケース作成(3-Macintosh Plus買っちゃいました)
Raspberry Piのケース作成(4-Mac開けてみた)
Raspberry Piのケース作成(5-3Dプリンタ買っちゃいました)
Raspberry Piのケース作成(6-3Dプリンタ復帰)
Raspberry Piのケース作成(7-Macモデリング開始)
Raspberry Piのケース作成(8-裏蓋テスト印刷)
Raspberry Piのケース作成(9-前面パネルモデリング)
Raspberry Piのケース作成(10-前面パネルテスト印刷)