もっと写真を撮って、口の開け方がわかるようにしようと思っていたのですが・・・
編むのに夢中になって、写真忘れていました。
少しでもわかるように、ちょっと解説しておこうと思います。
■まずは上唇。
写真は、編む方向に合わせて、上下逆にしています。
右から左へ編み進めています。
上唇は、斜めにしたかったので、途中で切って段々にしています。
赤丸・青丸・緑丸で切って、矢印から再開しています。
上唇が水平で良いなら、この切断は不要です。
右側は、最後の1目に2目編んで(増し目)から糸を切り、糸はしを引き抜いて止めています。
増し目することによって、口がすぼまっていきます。
左側は、編みはじめよりも右側にすぼまっていくので、増し目は使えません。ので、一度裏向けにして、鎖編みを3目編んでいます(青色)。
そして、表に向けて折り返し続きを編んでいきます(緑色)。
開いている所は鎖編みで繋ぎます。
鎖編みの目数は、口を開ける前の1周の目の数と同じになるようにします。
■縁取り
口の淵にそって、新しい糸で1周編みます。
これによって、段々がなだらかになり、輪郭がはっきりします。
■口の中
裏から淵にそって、ぐるぐる編みをしていき、目数を減らすことによって、奥に行くほどすぼんで行くようにします。
まず、縁取りした目数を数えます。このミニオンは、58目ありました。
この58目の配分を考えます。
上図のように割り振りました。
この区切りに合わせて、目数を減らしていきます。
奥にむかってへこましたいので、裏返して編んでいきます。
最初の1周は、縁取りの外側を拾っていきました。
減目は、右上から編むなら、
7目めを2目1度(減目)、
7目めを2目1度(減目)、
7目めを2目1度(減目)、
8目めを2目1度(減目)、
7目めを2目1度(減目)、
7目めを2目1度(減目)、
8目めを2目1度(減目)
これで1周で、7目減り、51目になります。
次に減らす時は、6,6,6,7,6,6,7目めを2目1度に、
さらに次に減らす時は、5,5,5,6,5,5,6目めを2目1度で編みます。
減目する周ですが、毎周減らしていくと、口の奥行が浅くなります。
ので、1周置きにへらしました。
1周目58目
2周目51目(減目)
3週目51目
4周目44目(減目)
5周目44目
6周目37目(減目)
7周目37目
8周目30目(減目)
9週目30目
10週目23目(減目)
ここで終わりにし、開いている所はとじ針で閉じました。