下段の天板と扉作成

天板の4辺の面取りをして、貼り付けました。

扉の上部にピンデバイスで穴を開け、針金を挿し込みます。
これが、扉の軸となります。

本体に、扉の軸を取り付ける穴を開けます。

台座にも同様の穴を開けます。

これで、下段は完成です(^0^)
写真は借り組みです。ニスを塗ってから接着していきます。

下段を作成

引き出しの入る所・横板の順に貼り付けていきます。

引き出しくらいだと、貼り付けた後ヤスリがけして形を整えていけますが、このくらい複雑になってくると、きっちり寸法を出していかないと歪んできます。
板の厚さ等、若干の誤差がありますので、少しずつ削って調整しながら貼っていきます。

実はこれ、失敗作です(T0T)
微妙に歪んでいます。(写真が歪んでいるので、よくわからないかもしれませんが・・)
作り直したのがこれです。あまり違いがわからないかと思いますが・・(^^; 天板は未だ付けていません。

実は、これは3つ目です。
1つ目は、寸法の計算が間違ってました(T0T)
CADデータ・型紙から作りなおして、2つ目を作ったのですが、作り急いで歪んでしまいました(T0T)
教訓
・おちつけ~

引き出し

引き出しを組み立てました。
引き出し大は、前面の板が厚さ3mmのアガチス、その他は2mmのヒノキで作っています。
引き出し小は、すべて2mmのヒノキです。
前面の板は後でニスを塗るので、はずせるように少量のボンドで仮止めしてあります。

後ろから見たところ

底です。

慎重にヤスリがけして寸法を合わせたので、綺麗に仕上がったと思います。
器用さはいりません、根気だけです。
明日は、本体の下段を作ります。

土台の組み立て

各パーツの切り口にヤスリをかけて、形を整えます。
ちょっとめんどくさいですが、必ず万力などで固定します。
きちんと固定しないと、直線が丸みを帯びてしまいます。

形がととのったら、接着して行きます。
ボンドは、紙の上に出し、爪楊枝や竹串で付けていきます。

ボンドは、全体に塗れる方に付けます。
写真は土台の天板と横板ですが、この場合、天板の方にボンドを付けます。

楊枝でボンドをすくって、数箇所にかたまりを置き、そのあと伸ばしていきます。
ボンドがはみ出すと、その部分にはニスが乗らなくなります。
後で、水を付けた綿棒で拭き取れば良いのですが、面倒なので、なるべく食み出さないようにします。

スコヤなどを使って、直角厳守!

組みあがったら、平らな場所に置いて四隅をつつき、がたがたしないか確認します。

ぐらつきをなくすには、平らな場所に広げたヤスリのでこすります。

表面が触ってみてつるつるになるまで、ヤスリで磨き、面取りをして完成したのがこれです。


これ以上やると作業が雑になりそうなので、今日はここまでにしておきます。
明日は、引き出しを作る予定です。

切る

作業の進め方として、少しパーツを切り出しては組み立てるタイプの人と、いっきに全てのパーツを切り出してから組み立てるタイプの人がいると思います。
私は、後者です。いっきに切り刻んでいきます。
その前に、
使っている板の幅ですが、大きいもので12cm幅の板にしています。
あまり幅が有ると、切る時大変です。
あと、持っているスコヤ(L字型の定規)が15cmだったので(^^;
では、切る作業に入ります。
前回作成した型紙を板に写します。

型紙で板に印を付けた後、スコヤで線を引きなおします。これは、直角を厳守するためです。
線を引いたら、ノコギリで切ります。
2mmぐらいの板だと、大きめのカッターでも切れます。
カッターだと、ノコギリより正確に真っ直ぐ切れますが、切り口が斜めになるので、一長一短です。
3mmの板は、カッターではちょっときついです。

ノコギリに厚みがあるので、線より少し外側に刃をあて、切った時にちょうど線が消えるようにします。
パーツは全部で54あるのですが、ひたすら根性で切りました。
土台のパーツです。

下半分です。
画面左上が、天板・背板・横板で、
右側上が、大きな引き出しが入る部分、
右側下が、扉のある棚の部分です。

上半分です。
画面左側が、天板・背板・横板で、
右側が棚です。

引き出しです。

型紙作成

複数個作ろうと思うので、型紙を作ることにしました。
CADに実寸大で板の四角を並べていきます。
この時、木目が縦になるようにします。

使用したCADは、PC定規 Ver5.21のフリー版です。
何種類かCADをダウンロードして使ってみましたが、PC定規が使いやすかった・・というか、PC定規だけが、なんとか四角を並べることが出来ました。
ほんとは、設計図からCADで書きたかったのですが、何をどうしたらいいのやら・・・。
板の絵に、番号と板の厚さ、そして枚数を記入していきます。
この文字の方向が木目の方向になります。

これを印刷して厚紙に貼り、バラバラに切り離します。
こうして出来上がったのが、こちらです。

上段横板と前面上部の飾りは、寸法取り用と飾り用、2枚つくりました。

これで準備は整いました。
次回からは、切ったり貼ったりです。(^0^)
課題
・CAD使えるようになりたいなぁ・・

サイズを決める

まずはサイズを決めるのですが、HPに寸法が載っていました。
幅106cm×高さ174cm(天板までの高さ79cm)×奥行50cm
単純に12分の1にしてmmになおすと、
幅88.3mm x 高さ145mm(天板までの高さ65.83mm)x奥行41.66mm
となります。
スケールを守るとこのサイズになりますが、ドールハウス界では厳密なスケールより、見栄えの方が重視されるみたいです。
ので、見栄えと切りの良い数字を優先して、だいたい縦が150mmくらいに、横が92mmくらいになるようにしたいと思います。
スケールにすると1/1.16くらいです。
次に、写真を実際に計って、各パーツの寸法を拾っていきます。

拾った寸法を元に、使用する材料の厚さや組み方を考慮しながら図面を起こしました。
各パーツには、通し番号(赤文字)がふってあります。

木目の方向を考慮しながら、各パーツの寸法をエクセルの表にまとめました。(縦方向に木目が走るように寸法を書いています)
板の厚さと枚数も記入してあります。

オリジナルをつくるぞ!

今までは、本に載っているものを、書いてあるとおりに作っていましたが、作り方のコツもつかめて来ましたので、そろそろオリジナル作品にとりかかろうと思います。
●何をつくるか。
やっぱり、作りなれたカップボードが良いだろうと思い、ネットで検索してみたところ、良いのがみつかりました。
アンティークドレッサー(http://handle-marche.com/SHOP/I-168-A.html)

ちょうしにのって

もう1個作ってしまいました。
が、作り急いでしまいました。(^^;
ぶっ続けで完成まで作業しつづけた結果・・・
精度ズタボロです(T0T)
塗りも汚いです。ちなみにニスの色はマホガニーです。

1日の作業時間は、だいたい1時間くらいにしています。
私、短期集中型ですので、1時間を過ぎると、とたんに雑になっていきます。
ので、1時間を過ぎると、一度道具を全部片付けて、机の上を掃除します。
もし、さらに作業したい場合は、しばらく休憩を取った後、もう一度道具を出してきます。
「続きやるのなら、道具そのままでも良いのではないか」という意見もありますが、そうすると、どんどん机の上が散らかって、収集がつかなくなってしまいます(^^;
教訓
・あせってはダメ

やっと

人に見せられるレベルまで来たかなと・・
試作1号2号の反省をふまえ、作りました。
試作2号と同じものです。
色を変えて2つ作りました。
ニスは、赤っぽい方がローズ、黄色い方がオールナットを塗っています。